読書にスポーツ、食べ物と秋を堪能する1ヶ月です。肌寒い空気の中で夜空を見上げれば、冴え冴えとした月が美しい姿を見せてくれています。
10月は日本中の神様が島根県の出雲地方に集まるため旧暦10月は「神無月」。一方出雲地方では、「神在月」と呼ばれ、出雲大社では「神在祭」が開催され、全国の神様がこれから1年間のご縁についての会議を行い、話し合うご縁は、恋愛、仕事や趣味、人間関係に学業、健康などと言われています。
晴れわたった空のもとで、心地よい風が吹いたら神様が出雲へ出発する合図かもしれません、良き縁がもたされるようそっとお願いしてみてはいかがでしょう。
8日は二十四節節気の「寒露」、秋も深まり草木に降りる露もいつの間にか冷たさ増してきて、朝夕の冷え込みも肌寒さを感じるようになってきました。
10日は、昭和39年「東京オリンピック」が開催され記念して「体育の日」でしたが2020年からは「スポーツの日」と改称されています。
11日は、戦後初のヒット曲となった「リンゴの唄」の日。
15日から17日は、伊勢神宮ではお米が無事実ったことを奉告し感謝をささげる「神嘗祭」が行われています。日本の神事やお祭りには、お酒は欠かせないもので特に秋には「どぶろく祭」行事などでは、秋の収穫を祝い民謡や郷土芸能が披露され住民や観光客も一緒になって秋の宴が各地で開かれています。
また、過ごしやすい気温が続く秋は、乱れた睡眠習慣を整えるうってつけの季節です。
日本人の5人に1人は、睡眠に関する不調を感じており、秋の夜長といえ、夜更かしはほどほどにし、なるべく毎日同じ時間に起床し、健康に留意することを心がけてはいかがでしょう。