skip to Main Content

   立春から数えて九月一日は「二百十日」で季節の移り変わりを知らせる二十四節気の一つ、昔から農家にとっては、実りを迎える大切な時期で、台風の風や大雨によって米が不作になることが多くあり、厄日として警戒されてきました。
現在でも、風や雨を鎮め、豊作を願う行事が各地で受け継がれています。大正十二年の関東大震災は未曽有の被害をもたらし、先人の犠牲を私たちの教訓にしようと「防災の日」として制定されています。昔から一年でもっとも明るく美しい月にお供えをささげて、秋の実りに感謝する「十五夜」。「中秋の名月」「お月見」といった風流なひとときも大切にしたいものです。十五日は、長年にわたり社会や家庭のために働いてきたお年寄りの長生きをお祝いする「敬老の日」です。

人生の先輩を敬い、その知識や経験を伝えてもらうきっかけでつくられました。二十日は彼岸の入り、二十三日「秋分の日」を中心に前後三日間、計七日間がお彼岸となります。迷いのない世界に渡ったご先祖様や故人に思いを馳せるためにあると言われています。昼と夜の長さがほぼ等しくなって次第に夜が長くなってくる頃、本格的な秋の訪れです。食欲の秋、栄養価に優れた自然の恵み、感謝を忘れずいただきたいものです。

社会福祉法人 青松園
社会福祉法人 青松園
〒514-0011
三重県津市高洲町15番43号
TEL. 059-228-2661
FAX. 059-223-0431
Back To Top