
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
何かと気ぜわしい年末を過ぎ、新しい年を迎えますと、不思議と気持ちも改まり、新たな希望に満ちあふれてまいります。年が改まったからといって、日々の仕事が大きく変わるわけではありませんが、ここであらためて気持ちを新たにし、新鮮な思いで業務に取り組んでいきたいと考えております。
いわゆる「2025年問題」とされた昨年は、団塊の世代がすべて後期高齢者(75歳以上)となり、日本人の約5人に1人が後期高齢者という人口構成となった年でした。75歳を超えると、命に関わる疾患への罹患や要介護となるリスクが高まり、超高齢・多死社会の本格的な到来とも言われています。
地域に目を向けますと、医療や介護を必要とする高齢者は増加し、認知症、独居、身寄りのない高齢者、老々介護、孤立や孤立死、生活困窮など、介護・福祉・医療にまたがるさまざまな課題が生じています。さらに、一つの家庭に複数の課題が重なり合うなど、状況は一層複雑化している一方で、担い手となる介護人材の不足も深刻な問題となっています。
社会福祉法人青松園は、創設以来、地域のセーフティーネットとしての役割を担ってまいりました。今後も地域共生社会の実現を主導していくため、ソーシャルワーク機能の強化と、それを支える経営基盤の充実を図り、これらの課題に積極的に取り組んでいくことが求められています。
本年も、職員一人ひとりが健康に十分留意しながら、職員処遇の改善や職場環境の整備に向けた取り組みを職員一丸となって推進し、現場・利用者ファーストの視点を大切にした事業運営を進めてまいりたいと考えております。
本年が皆様にとって実り多き一年となりますよう祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。
令和八年元旦
社会福祉法人青松園
養護老人ホーム青松園
特別養護老人ホーム青松園
青松園デイサービスセンター
青松園ホームヘルプサービス
法人職員一同

