
春、満開の桜が見頃を迎え今まさに春爛漫の季節になりました。入学式や入社式がおこなわれ、新生活がスタートする四月です。青松園においても、4月1日に辞令交付式を行い、3名の新入職員を迎え、職員47名で令和7年度事業をスタートしました。
平成12年4月に施行された介護保険法が四半世紀25年を迎え、介護保険事業を取り巻く環境は大きく変化し、少子高齢化、労働人口の減少など地域や社会構造の変化が法人運営事業に大きな影響を与えています。
青松園では、高齢化による重介護対応、認知症対応をはじめ障害や精神疾患等を持つ入所者も増加し、今までの人員配置基準では、多様なニーズに対応していくためには困難であり職員の確保と研修プログラムを充実し専門性の向上を図り、入所者処遇の向上を目指していく必要があります。
生産年齢人口の減少が続き、すべての業界で人手不足が懸念される中、法人では『介護サービスの質の向上』と『人材の定着と確保』を目標に、高齢者への質の高い介護サービスを提供するための生産性の向上を推進致します。
また、懸案であります施設整備を法人創設70年に向けて、関係行政機関と調整し計画に着手致します。
社会福祉法人青松園が、地域のニーズに応え、福祉サービスを提供し続ける基盤強化が必要であり、事業継続計画の推進、感染症等の防止・対策に取り組み、安全・安心に利用できる利用者や家族のニーズに沿った事業の推進に努めていきますので、ご支援、ご協力お願い致します。
Ⅰ 法人基本方針
1.個人の尊厳に配慮し、社会規範を遵守した公正な経営に努め、サービスの向上を図ります。
2.社会福祉施設の拠点として、地域・行政との連携を図り、社会貢献事業の推進に努めます。
3.専門職であることを認識し、職員の能力開発と適正な人事管理に努め、明るく協調性のある職場づくりを目指します。
4.効率的・効果的な運営と適切な財務管理を行い、経営基盤の安定化を図ります。
5.組織体経営であることを認識し、職員個々が役割、権限、責任を自覚し、職務遂行にあたります。
Ⅱ 人事方針と目指す人材像
【基本方針】
1.法人の運営方針と福祉サービスの本質を理解している人材の育成。
2.自己成長意欲、目標達成意欲を高め、生き生きとした施設をつくる。
3.能力と成果・意欲に基づく公正な評価と処遇の実現。
≪目標とする人材像≫
1.明るくプラス志向の人材
2.自分の仕事を天職と思い、生き生きと仕事ができる人材
3.入所者・利用者を敬い、笑顔を創造することを重んじる人材
4.常に問題意識を持ち、創意工夫のできるプロの人材
5.法人の模範となる人材、協調性のある人材
≪人材ビジョン≫
『同じ志を持つ』
『気づく力・そして考える力』
『アイデアをかたちにする』
『感激を楽しめる』
人材を養成する。