「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、冬の寒さもやわらぎ、過ごしやすい季節がやってまいりました。
もうまもなく、桜も見頃を迎え風景も鮮やかに彩られ、すがすがしい空気とともに気分も一新するのではないでしょうか。
新年度が始まりますと社会全体の空気が「昨年度」からガラリと変わり、入学式や入社式もおこなわれ、新しい制度や生活もスタートします。
2024年度は介護報酬改定の年です。介護報酬、障害福祉サービスビ等報酬にに加え診療報酬の改定も重なり6年に一度のトリプル改定となりました。
高齢者人口の伸長を受け、利用者の重度化対応や自立支援は、医療でも重大な課題であり解決には一層の医療と福祉の連携が必要であり、特に社会福祉法人には地域を支える公益的な役割が求められており、法人創設65周年を迎える本会においても積み重ねてきた歴史や事業を継承し、地域の担い手の役割を果たしていかなければなりません。
本会では、その使命・役割を果たすためにも災害や感染症といった様々な緊急事態に対応するために事業継続計画(BCP)の策定、緊急時に的確に対応できる取り組みを推進し、職員一人一人の意識改革と働きやすい職場環境の構築を念頭に職員の満足度が利用者への満足度につながり、職員の質がサービスの質に直結し、結果として選ばれる施設となるよう次の時代へつないでいく準備を職員一丸となって進めていきたいと思います。
変わらずご支援・ご協力よろしくお願い申し上げます。
令和六年4月
社会福祉法人 青 松 園
理事長 杉 本 郁 夫
法 人 職 員 一 同